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前立腺肥大症の症状


前立腺肥大症になると、以下のような症状があらわれます。
50歳以上の方で、このうち1つでも心当たりがある場合は、前立腺が肥大している可能性がありますので、泌尿器科を受診するようにしましょう。

※すべてがあらわれるわけではありません。

症状 内容
頻尿 尿が近くなります。日中はもちろんのこと、就寝してからも夜トイレにおきてしまうことがあります。
残尿感 排尿の途中で途切れたり、終わってもすっきりせず、尿が残っているような感じになります。症状が進むと、尿道への圧迫が進むため、残尿の量も増えていきます。
排尿困難 尿の線が細い、放尿力が弱い、尿がでるまえ時間がかかる、排尿時間が長い、尿が出ない(尿閉)などといった排尿困難がおこります。
排尿時に尿がわかれる 尿が二またに分かれているのは、前立腺や尿道に異常がおきている可能性があります。
尿線中絶 尿線が途切れるのは、放尿力の低下によって起こります。
尿が漏れる 残尿の量が増えて膀胱にたまり続け、失禁することがあります。
血尿 血液が混じった尿がでます。見た目はふつうでも尿を検査すると、血液が混じっていることがあります。
薬を飲むと尿がでない かぜ薬のなかには膀胱の働きを弱めるものがあります。そのため、前立腺肥大症の人が薬を飲むと、尿がでにくくなることがあります。
足のだるさ、むくみ 前立腺肥大症が進行すると、腎臓に影響があらわれることがあります。その結果、だるさやむくみ、血圧や心臓に影響を与えます。

症状の進み方

通常、前立腺肥大症の症状の進行は、次の3つの時期に分けて肝耐えます。この分類方法はギイヨンの分類と呼ばれています。ただ、この分類はすべての患者に当てはまるわけではないので、参考程度にとどめておいてください。

時期 内容
第1期 膀胱刺激期 前立腺の肥大が軽い症状の時期です。尿が近くなり、トイレの回数が増えます。また、排尿しようとしてもすぐに排尿できず、出し終わるまで時間がかかります。尿の勢いも弱く、尿線も干そうなります。また、尿意があるとトイレに間に合いそうにない感じがしてしまいます。わずかに尿が漏れてしまうこともあります。人によっては下腹部や尿道に不快感を覚えます。
第2期 残尿期 さらに前立腺が肥大すると、尿がますます出にくくなり、排尿しても全部できらず、尿の一部が膀胱に残ります。下腹部に不快感が残るため、トレイの回数も増えます(特に夜間)。残尿の量が多くなると尿路感染を起こしやすくなり、腎機能にも悪影響を与えます。
第3期 尿閉期 またさらに肥大がすすむと、尿道がますます圧迫されて狭くなり、かなりの量の尿が膀胱に残るようになります。また、膀胱の筋肉も弾力を失ってくるので尿を押し出す力が弱まり、強くりきまないと尿がでないほど排尿が困難になります。ひどい場合は、膀胱がパンパンになることもあります。尿閉が続くと、腎臓に障害が及び、水腎症や腎不全をおこすこともあるのでただちに治療が必要です。
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